【参考文献】 池田出版 ハーブティー事典 / ナツメ社 いちばんわかりやすいハーブティー大事典
レッドクローバーとして知られ、女性のホルモンバランスを調整する働きから更年期障害の諸症状を緩和するといわれています。また抗炎症、鎮静作用もあるといわれています。すがすがしい草の香りでくせのない味わいです。
注)妊娠中の方、お子様への使用は避けてください。
欧米では古くから「インフルエンザの特効薬」といわれ親しまれてきました。熱いうちにのむと血液循環を刺激し発汗を促しからだの中の毒素を排出するといわれています。マスカットに似た甘い香りでやさしい味わいです。
神経系に不足しがちな多くの栄養素を含むため、神経系のすぐれた強壮効果を発揮するといわれています。疲れたときや無気力な時に飲むのがおすすめです。またストレスに対処する能力を高めるので、仕事が忙しいときや悩みごとがあるときにも良いでしょう。くせのない味わいです。
このハーブの柑橘系のさわやかな香りには心を元気づける働きがあるので、心身が疲れている時に飲むとよいでしょう。抗うつ作用だけではなく神経を鎮静させる働きもあるといわれています。また気持ちをリフレッシュするのにも役立つでしょう。フルーティーな甘酸っぱい味と香りがします。
ストレスや不安などに対し気分を落ち着かせるハーブといわれています。また健胃作用にも優れているので食べ過ぎたときなどにも役立ちます。
からだを温める効果もあるため、風邪のひきはじめや冷え性の改善にも良いでしょう。口あたりがよくやさしい味です。
注)キク科アレルギーの方はご注意ください。
生薬やスパイスとしての歴史は古く、現代でもその種子を香辛料のガラムマサラやカレー粉に使っています。消化を助ける作用があるので食べ過ぎのときにもおすすめです。また唾液や胃液の分泌を促すので食欲のないときにもよいでしょう。スパイシーな香りで独特の強い清涼感があります。
春先に庭先や道端で見かけるハーブのひとつです。利尿作用がありからだの毒素や老廃物を排出してくれます。そのため泌尿器の感染症や湿疹・ニキビに有効とされています。やや甘くくせのない味わいです。
クローブの花が咲く前のつぼみを摘み取り乾燥させたハーブです。スパイシーな強い香りがあり、臭み消しの作用をもつことからスパイスとして活躍しています。消化を促す効果があり、口をすっきりさせる働きもあるので食後にぴったりです。
コショウ、クローブとともに三大スパイスとして利用されているハーブ。からだを温めたり粘液排出を促進する働きがあるので、風邪の諸症状を緩和するのに役立つといわれています。また精神的に疲れたときや不安でいっぱいのときにのむと気持ちが落ち着くでしょう。甘みを含んだスパイシーな味と香りが特徴です。
日が沈んでから濃厚で甘い香りを漂わせるため「夜の女王」と呼ばれ、ローズと並んでもっとも愛されているハーブです。気分を高揚させ落ち込んだ気持を回復させてくれます。リラックス効果もあり、緊張をときほぐしたいときにもおすすめです。優雅で甘い花の香りで、すっきりした味わいです。
古い時代から風邪や悪寒に効果のある薬として使用されてきたハーブ。からだを温める効果が高いので、冷え性や風邪のひきはじめなどに飲むとよいでしょう。食欲を促し消化を助ける働きもあるといわれています。スパイシーで辛みのある刺激的な味と香りがします。
注)妊娠中の方の使用は避けてください。
アメリカインディアンが昔から利用していきたハーブ。今日では神経系に働くとして利用され、緊張、不安、神経過敏などの緩和に有効とされています。眠れない夜にのむと心の緊張が次第にほぐれてくるでしょう。やや苦みがある味でさわやかな草の香りがします。
古くから香辛料として使われ、見た目は星型で八角の名称で知られています。心を刺激し元気を与えてくれ、消化促進作用や制吐作用もあり腹痛を緩和する作用もあるといわれています。刺激的で特有の芳香があります。
古代ローマではスミレを頭痛や視覚障害に利用していたそうです。咳をとめる作用、痰をとる作用、穏やかな鎮静作用などもあるとされています。またビタミンAを多く含むので視力の改善にも効果があるといわれています。甘い香りが漂います。
中国では古来から漢方薬として、この実を乾燥させたものが使用され、ヨーロッパでも葉と花が強心薬として使われてきました。このハーブには豊富な栄養素が含まれており、血流を改善したり生活習慣病にも良いとされています。
古くから媚薬として知られているハーブで、現在でも疲れきった神経を健康に導いてくれる強壮剤として、また生殖系を増強するハーブとしても知られています。さらにリラックス効果もあるとされています。やや苦味があります。
注)妊娠中の方、授乳中の方の使用は避けてください。
日本には約20種類のタンポポが自生しています。利尿作用が強くむくみが気になる人におすすめです。また消化不良や便秘を解消するのにも役立ちます。春を思わせる、軽い甘みのある味と香りです。
注)胆汁管の障害、重篤な胆嚢炎、腸閉塞のある方は使用を避けてください。キク科アレルギーの方はご注意ください。
春の七草のひとつのハコベとして日本各地に見られるハーブ。ミネラルを多く含むので血や体の中をきれいにするハーブとして知られています。民間療法ではむくみのケアに活用されています。クセのない味です。
クロロフィルを多く含むネトル。浄血作用が知られアトピーや花粉症などをやわらげるとされています。鉄分、ビタミンC、葉酸は貧血を防ぐといわれています。飲みやすく甘みとまろやかさを感じる味です。
常夏の島に生息し赤い花が印象的なハイビスカス。お茶に使うのは食用品種を乾燥させたものです。利尿作用にすぐれ、むくみの気になる方におすすめです。またクエン酸を豊富に含むので疲労を回復させてくれるでしょう。やや刺激のある酸味が特徴的です。
鎮静効果のあるハーブとして、数世紀にわたって神経緊張や不眠の治療に使われてきました。不安や緊張、イライラした気持ちを解きほぐし、リラックス効果が期待できます 。また自然な眠りを誘いすっきり目覚めることができるでしょう。神経をしずめ痛みもやわらげる作用もあるといわれています。くせのない草花の香りと味わいがします。
古くから鎮静作用をもつことで知られ、ドイツでは不眠症、精神不安への使用も承認さています。精神安定および鎮静作用がありますので、神経が高ぶって眠れないときに飲むと心地よい眠りを誘うでしょう。鼻をつく臭いと苦い草のような味わいがあります。
注)妊娠中の方、お子様への使用は避けてください。
古代ギリシャではダイエットに利用されていました。消化を促す効果があり食べ過ぎたときに飲むと胃もたれを防いでくれるでしょう。利尿作用がむくみの防止にも役立ちます。ホルモン様作用により母乳の出をよくするともいわれています。甘みのあるスパイシーな香りと味です。
注)妊娠中、婦人科系疾患のある方は多用を避ける。お子様への使用は避けてください。
ビールの苦味、香りづけに利用されることで知られているホップ。すぐれたホルモン様作用と鎮静作用があり、月経前緊張症の過度の緊張を和らげたり、不安や不眠などの更年期障害の諸症状を緩和するのに役立つといわれています。やや苦みのある味わいです。
古代エジプトでは若返りの薬として利用されていました。抗炎症作用があり胃の粘膜の炎症を抑え、さらにからだの毒素を排出するともいわれています。また生理による不調をやわらげるともいわれています。摘みたての野草の香りでくせのない味です。
注)キク科アレルギーの方はご注意ください。
このハーブに含まれるシルマリンという成分は、アルコールや毒素などから肝臓を守るだけではなく傷ついた肝臓の細胞を再生する働きがあるともいわれています。お酒を飲むのが好きな人は、日ごろからこのティーを飲むとよいでしょう。やや甘みがあって飲みやすい味です。
注)キク科アレルギーの方はご注意ください。
鎮静作用にすぐれ、イライラしているときや不安なときにのむと心をしずめてリフレッシュさせます。また食べ過ぎたとき、飲み過ぎたとき、油っこいものを食べたあとにもおすすめです。スーッとした清涼感のあるさわやかな味と香りです。
すがすがしい香りと可憐な花が古くから愛され「ハーブの女王」とも呼ばれています。精神的ストレスをやわらげ次第にリラックスさせ心地よい眠りに誘います。また、イライラしたときは心を落ち着かせてくれます。
砂糖の50倍の甘さをもちながら低カロリーなので、ダイエット甘味料としても用いられています。胃酸の分泌を抑え胃の粘膜を保護する働きと、アレルギーの症状を緩和させる作用があるといわれています。ほのかな森の香りと強い甘みがあります。
注)妊娠中の方、授乳中の方、高血圧の方の使用を避けてください。
南アフリカ原産で古くから健康茶として珍重されてきました。からだをサビつかせる活性酸素を取り除くことから、若々しさを保つための健康茶として毎日の習慣にするとよいでしょう。アレルギーの諸症状の改善にも役立つといわれています。独特の風味がありほんのり甘く飲みやすいです。
エスニック料理にはかかせないレモングラス。インドでは薬草として使われていました。殺菌作用があるといわれています。また消化を促す作用もあるので食べ過ぎたときや胃もたれにも役立つでしょう。レモンに似たさわやかな香りとかすかな酸味があります。
注)妊娠中の方の使用は避けてください。
アンデス地方原産のこのハーブは鎮静と消化促進作用のある薬草として利用されていました。さわやかなレモンの香りが神経の高ぶりをしずめて元気を与えてくれるでしょう。さらに鎮静作用が頭痛や吐き気をやわらげるのにも役立つといわれています。
古くからレモンバームは長寿のシンボルとされてきました。抗うつ作用と強壮作用によりイライラや不安、緊張感が続いたときはこれを飲むと気持ちが落ち着きます。消化を促す作用もあり食後のティーにもおすすめです。レモンのようにさわやかで、酸味は少なくすっきりとした味わいです。
肌を若々しく保つ効果があることから「若返りの薬」として大事にされてきました。過敏な神経をやさしくしずめて明るく前向きな気持ちにさせてくれます。また生理痛や生理不順にも効果があるとされています。甘く上品な香りで、さっぱりとしたくせのない味です。
ローズヒップはビタミンA,C,D,E,Kなどを多く含むため「ビタミンの爆弾」とも呼ばれ、とくにビタミンCはレモンの10倍も含まれるといわれています。メラニン色素の生成を防ぎ、シミ予防やコラーゲン生成にも関係するといわれています。香りはフルーティーで甘く、味はほどよい酸味が特徴です。
注)長期過剰に飲みすぎると下痢をすることがあります。
・ダンシングローズ&バイオレット・ドリームティー・ハピネス・ハッピータミー・ヘルシーイムニティ・ストレスティー・トキシンキラー